ニッポン放送からうれしいビッグニュースが入ってきました。
「第43回ラジオ・チャリティ・ミュージックソン」のメインパーソナリティがオードリーの二人に決定しました!
ラジオ・チャリティ・ミュージックソンとは
ミュージックソンは、ニッポン放送が放送する12月24日正午から翌25日正午まで24時間生放送のチャリティー番組。
目の不自由な方が安心して街を歩けるように『音の出る信号機』を設置する基金を募るチャリティ・キャンペーンとして毎年11月1日から翌年1月31日までの3ヶ月間に渡って企画が展開されていて、その一環としてクリスマスに24時間生放送の特別番組が放送されています。
オードリーはラジオが面白い
2008年のM-1グランプリの準優勝をきっかけにブレイク。
近年ではテレビ出演本数ランキングの上位に毎年ランクインするなど、テレビで観ない日はないほどの活躍を見せるオードリー。
そんなオードリーのファンが口を揃えて言うのは「オードリーの面白さはラジオにある」ということ。
かくいう僕も、オードリーの夢を毎日見るようになったのはオードリーのラジオを聴くようになってからです*1。
オールナイトニッポンの柱
オードリーがニッポン放送で担当しているラジオは毎週土曜深夜25〜27時に放送している「オードリーのオールナイトニッポン」。
TBSラジオの「JUNK」と双璧をなす深夜ラジオの代名詞「オールナイトニッポン」の土曜1部を8年以上に渡り務めています。
オールナイトニッポンとしてはかなりの長寿番組と言える年数を続けながらにして、今年7月には聴取率0.7%を記録し、ニッポン放送の社長も「驚異的な数字」と絶賛し話題になりました。
テレビでは見せられない二人のトークが面白い
オードリーのラジオの魅力は二人のトーク。
若林がテレビでは言いにくいような悩みや心情、世間への不満を話す反面、春日はそういった悩みとは無縁の男。
あっけらかんとした春日の性格が、シリアスになり過ぎないようにバランスを取っているかと思いきや、その反面、自分では普通だと思っている日常的な言動が明らかに常人の感覚とは違っている"春日のナチュラルな狂気"も垣間見えます*2。
若林が伸び伸びとひたすらボケ続け、春日が常識人としてツッコミまくるというやりとりが聴けるのもラジオならではです。
そんな二人の「テレビでは見れない姿」を見れる(聴ける)のはオードリーのオールナイトニッポンだけです。
ゲストの魅力を引き出すのが上手い
二ヶ月に一度、聴取率を調べる週に放送される「スペシャルウィーク」では、ゲストを招いてトークや企画をします。
今やテレビの番組MCを務めることも多くなった若林がゲストの良さを存分に引き出し、毎回新鮮な面白さがあります。
知られざる一面や面白ポイントを知れるおかげか、今までそんなに興味がなかったゲストであってもスペシャルウィークを聴いた後ではちょっと好きになっている自分に気付きます。
ミュージックソンを聴こう!
タイトル通り24時間ぶっ通しで聴くのはさすがにしんどいですが、移動時間や隙間の時間、寝る前などのちょっとした時間にでも試しに聴いてみてはいかがでしょうか。
オードリーがメインパーソナリティを務めるのは7年ぶり2回目。
普段絡まないようなミュージシャンとどんなトークを繰り広げるのか、ミュージックソンのためだけの企画はどんなものが用意されるのか、期待に胸が膨らみます。
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追記 2017/12/24
豪華ゲスト&オードリーによる生放送での漫才作り
萩本欽一、梅澤富美男、笑福亭鶴瓶、山里亮太(南海キャンディーズ)といった豪華ゲストの出演が決まりました。
24日27〜29時の「三四郎のオールナイトニッポン」ではアルコ&ピースがゲスト出演することも発表されました。
これは大変なことになりますよ…。
またメインパーソナリティのオードリーが24時間の番組で起きた出来事を元に生放送中に漫才を作って披露するという企画も行われます。
長い時間起き続けて頭が働かない中、短い時間で漫才を作って、覚えて、すぐに披露しなければならないという随分と酷な企画です。
この企画をやることが決まり、若林はオールナイトニッポンで2週に渡って不満を漏らしていましたが、オードリーならきっとやってくれるはずです。楽しみです。