奥田民生といえば日本を代表するベテランミュージシャンですが、最近YouTubeを積極的に更新しています。
更新する動画はあくまで音楽や奥田民生に関するものではありますが、内容はふざけていたり肩の力が抜けているようなものが多いです。
自由気ままでゆるい動画たちは、世間が持つ奥田民生のイメージをそのまま体現しているとも言えるかもしれません。
奥田民生が運営する音楽レーベル「ラーメンカレーミュージックレコード(RCMR)」のYouTubeコンテンツを紹介します。
ゆるくて面白い奥田民生のYouTube動画
宅録レコーディングの仕組みをわかりやすく解説する「カンタンカンタビレ」
最も新しい動画プロジェクトが「カンタンカンタビレ」です。
前回のブログ記事でも紹介したので、こちらを読んでもらうとわかりやすいかも。
簡潔にまとめると、「奥田民生が宅録レコーディングを実際に行いながらやり方を解説してくれる動画」です。
動画で実際にレコーディングを行っていて、ミュージシャンでなくても理解できるように、シンプルでわかりやすく見せてくれている動画です。
オフィシャルグッズを通販番組風にふざけて紹介する「ラーメンカレーミュージックショッピング」
通販サイトで販売されている奥田民生(とレーベル「RCMR」)のオフィシャルグッズの紹介をする動画です。
奥田民生本人が胡散臭い司会者風なキャラクターの格好をし、通販番組のような設定でグッズを紹介します。
動画の安っぽさが「ダウンタウンのごっつええ感じ」を連想するようなコント風の仕上がりになっています。
Vol.3の動画の最後に紹介されている「弾き語り専用イス」は価格が59,400円で「え?価格もボケて完全にコントに振り切ったの?」と一瞬思いますが、ボケではありません。
コント風の番組ではありますが、グッズとその価格は全て本物です。
奥田民生自ら監修・制作をしたゆる〜いミュージックビデオ「MV mix OT special(mono)」
奥田民生の最新アルバム「サボテンミュージアム」収録曲のMVを奥田民生自らが監修・制作し、その動画をYouTubeで公開しています。
MVと聞くと立派な映像作品を想像しがちですが、この「MV mix OT special(mono)」は、お金も時間もかけてなさそうな、「ちょっとしたノリで撮りました」的な作品が多いです。
「俺のギター」は所持ギターを自慢するだけ
基本的に複雑な撮影や編集はしていない割とシンプルな構成のMVが多いのですが、特に酷いのが「俺のギター」のMVです。
「※「MV mix OT special(mono)」では映像用に音源を作成しています。商品に収録される音源とは異なります。」
との注意書きがあるように、この曲もフル尺で音源を流すことなく、MV用に曲を編集しています。
前半は普通に曲が進んでいくのですが、ある程度進んだところで「これは俺のギター♪」という歌の後に演奏が無音になって「ジャカジャーン」というギターを掻き鳴らす音、そして曲が再び始まり「これは俺のギター♪」の後にまた「ジャカジャーン」とギターを掻き鳴らす音、という繰り返しがずっと続きます。
その「ジャカジャーン」のギター音に合わせて奥田民生が自分のギターをカメラに向けて見せびらかすだけの映像。
本当にギターを自慢してるだけ。
シンプルでいて一切シリアスさのない曲を書き、悪ふざけみたいアイディアのMVを撮ってバンバン公開しちゃう大御所。
最高すぎます。
最近本格化したYouTubeチャンネル
奥田民生が運営するRCMR YouTubeチャンネルは、この3ヶ月間で20本以上の動画を更新していて、今が最も活発に動いています。
「カンタンカンタビレ」はシリーズとしてこれからも続いていくようですし、また新たな動画シリーズが始まる可能性もあります。
個人的には音源制作の裏側を見せたり、機材を紹介したりするような動画を作ってほしいと願っています。
奥田民生のRCMR YouTubeチャンネルの今後に期待です。