出典:ホーム - sakiyama-information ページ!
崎山蒼志という天才音楽少年が、ミュージシャンや音楽フリークたちをザワつかせています。
10年以上ミュージシャンをやっている僕も、初めて彼の演奏を観た瞬間からその楽曲の素晴らしさ・歌の素晴らしさに驚き、聴けば聴くほどにハマっています。
今後絶対有名になるであろう崎山蒼志という素晴らしいミュージシャンをご紹介します。
2002年度生まれの早熟ミュージシャン崎山蒼志(さきやまそうし)
崎山蒼志さんは2018年4月に高校生になったばかりの、若干15歳(2018年5月現在)のミュージシャンです。
静岡県浜松市を中心に活動しており、一人での弾き語りのほかに「KIDS A」というスリーピースバンドのギターボーカルも務めています。
ここまでの情報だけではなんてことのない「バンドをやってる学生」とも思われそうですが、崎山さんは一味もふた味も違います。
その違いは一度聴けばわかるとも思いますが、まずはその凄さを情報として説明させてください。
4歳からギターを始める
崎山さんが音楽を始めたのは4歳の頃。
the GazettE(ガゼット)というヴィジュアル系バンドをテレビで観て「ギターってかっこいい」と思ったのがきっかけだそうです。
それからギタースクールに通い始め、15歳にしてギター歴は11年になります。
超テクニック主義じゃないのが良い
幼い頃からギターを始めて若くして話題になるギタリストによくあるのが「テクニックがめちゃくちゃすごい」というパターン。
確かに速弾きを正確にできることはすごいことですし、それが10代ならなおさら凄く思えますが、音楽は「できることを披露する」ためのものではありません。
テクニックはあくまで「音楽を表現するために使うもの」であり、それ自体が目的になってしまうと、音楽ではなく競技になってしまいます。
そういう意味で崎山さんはテクニック主義に走らずに、音楽をより気持ちよく届けるために、音楽をより良いものにするために必要なテクニックを使っているという印象を受けました。
11年楽しんで続けてきたであろうギターは、15歳という若さを抜きにしても普通に上手なんですが、それをひけらかすでもなく、楽曲を良いものにしよう、良い曲を作ろうという純粋な音楽への探究心を感じさせます。
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小学6年生から今まで作曲したオリジナル曲は300曲
ギターを始めたのは4歳ながら、作曲を始めたのは意外にも小学6年生からだそうです。
そして小学6年から中学3年の終わりまでの3年あまりで作ったオリジナル曲はなんと300曲!
いくら学生で時間があったとしても、平均して週に2曲くらいのペースで曲を作り続けるのは凄すぎます。
中学生であっても授業や部活(美術部らしいです)もありますし、そのほかの時間も友達と遊んだりしたら、そんなに潤沢に時間があるわけでもないはずです。
「ギターを弾くのが遊び」だとも語っているので、作曲も自然とぽつぽつやっていたのかもしれませんが、それにしたって異常な制作ペースです。
そしてYouTubeやSoundCloudで聴けるそれらの曲のどれもがクオリティが高いことにも驚きます。
もう、普通に好きでめっちゃ聴いてます。
コードの使い方が巧み
崎山さんが作る曲の特筆すべき点の一つは「コードの使い方」。
これは上述した「ギターのテクニック」として崎山さんが持っている能力の一つでもあります。
絶妙な情感やニュアンスを的確に表現するコード(和音)を最適な場所に配置する「音楽を気持ちよくするためのコードづかい」。
音楽的なことは知識がなくてわからないという人も、聴けばその絶妙なニュアンスは感じ取れるはずです。
今売れているわかりやすいアーティストでいうならば、星野源さんもコードづかいが上手な方で、星野さんのアコギ一本の弾き語りにグッときたことがある方なら、コードづかいの妙を既に感じたことがあるということです。
AbemaTV出演で一躍脚光を浴びる
僕が崎山さんのことを知ったきっかけも、AbemaTVでの演奏を観たことでした。
- 「K-mix独立宣言ソログランプリ受賞」
- 「KIDS AでYAMAHA MUSIC BASH U-15部門グランプリ受賞」
- 「SONY×テイチク×JOYSoundメジャーデビューキミウタオーディション ファイナリスト11名に選出」
などなど、音楽コンテストでも好成績を挙げてきた崎山さんですが、今回のAbemaTVの出演で崎山さんのことを知り、そして衝撃を受けている人たちがSNS上で散見されています。
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「第3回高校生フォークソングGP」で爆優勝
崎山さんは2018年5月9日にAbemaTVにて放送された「日村がゆく!」という番組に出演。
「第3回高校生フォークソングGP」という企画にエントリーし、オリジナル曲「〜samidare〜 五月雨」を披露。
エントリーした他の高校生たちもそれぞれ個性的で上手でもあったのですが、崎山さんはその圧倒的な実力を見せつけてブッチギリの爆優勝。
『日村がゆく』放送みてくださった方々ありがとうございました!
— 崎山蒼志 (@soushiclub) 2018年5月9日
優勝することができました、嬉しいです😄 そして尊敬する大好きなスカートの澤部さん、サイトウジュンさん、そしてあの日村さんに評価していただけたことももの凄く嬉しかったです。
自転車は乗れるようになりました pic.twitter.com/Tlh0SNRwvM
審査システムは出演者や女子高生たちの投票によって優勝が決まるもので、その票数は明らかにされていませんが、崎山さんのパフォーマンスが終わった後のスタジオ内の空気や出演者のコメントは、もう既に崎山さんの優勝を物語っていました。
バナナマン日村、澤部渡(スカート)、サイトウ "JxJx" ジュン(YOUR SONG IS GOOD)が絶賛
演奏を終えると、番組出演者のバナナマン日村さん、澤部渡さん(スカート)、サイトウ "JxJx" ジュンさん(YOUR SONG IS GOOD)が崎山さんを絶賛。
これは「15歳のわりにすごいね」という評価ではなく、ミュージシャンとして対等に見た上での、「音楽的によくできていて、パフォーマンスも素晴らしい」という正当な評価でした。
もちろん「15歳でここまで凄いなら、これからいったいどこまでいってしまうんだろう…」という底知れぬ将来への期待感も同時に抱かざるを得ないのですが、そういった将来性を抜きにしても、いまシンプルに良い音楽をやっているということ自体が評価されていました。
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長谷川白紙などミュージシャンたちがSNSで絶賛
このAbemaTVでの演奏を観たミュージシャンや音楽フリークたちがSNSで崎山さんを絶賛しています。
マジすげえほんとスゲえ
— senoo ricky (@sistelick) 2018年5月10日
https://t.co/PMmXlNJC1k
崎山蒼志くん参加のバンドKIDS A、圧倒的にオリジナルで言葉を無くしてる。絶対に今LP一枚録るべき。 https://t.co/73KByxD5wa
— John Gastro (@john_gastro) 2018年5月10日
そして、言葉で説明のできない独特な音楽を作り一部の音楽ファンから圧倒的な支持を得ている長谷川白紙さんも崎山さんを絶賛。
本当に素晴らしいです。疑いようが無い圧倒的な天才。全フォロワー聴いてください。
— 🛁 (@hsgwhks) 2018年5月10日
崎山さんも長谷川白紙さんのことが以前から好きだったようで、これで晴れて相思相愛になったようです(よかったね!)。
川谷絵音や岸田繁も絶賛(2018/05/17追記)
SNSでにわかに話題になり始めていた5月12日の時点で1,000人未満だった崎山さんのTwitterのフォロワーは5月17日現在13,000人を超えています。
この急激なフォロワー増加には著名人たちによるSNSでのシェアが広がり続けている背景があり、ゲスの極み乙女。の川谷絵音さんや、くるりの岸田繁さんも崎山さんを絶賛しています。
超良いな。プロデュースさせて〜 https://t.co/HJh40D7vLJ
— enon kawatani (@indigolaEnd) 2018年5月16日
「BAZOOKA !!!」の企画で結成されたバンド「ジェニーハイ」のプロデュース業も成功させている川谷絵音さんが崎山蒼志さんをプロデュースしたらどうなっちゃうのか…めちゃくちゃ気になりますね。
— 岸田繁 (@Kishida_Qrl) 2018年5月15日
あえて人が褒めていなさそうで、かつ実際に素晴らしいギターにおける右手のプレイを褒めています。
くるりファンとして、「岸田さんらしいな」と思ってしまいました(なんかすいません)。
動画はAbemaTVのAbemaビデオで観ることができます
崎山さんの素晴らしいパフォーマンスはAbemaビデオというアーカイブでフル視聴できます。
YouTubeにも一部を抜き取った映像がアップされてますが、そのうち消されてしまうということと、できればフルで観た方が魅力が伝わると思うのでこちらをご紹介します。
崎山さん出演は31:00〜。
崎山蒼志はまだまだこんなもんじゃない
出典:ホーム - sakiyama-information ページ!
今の時点で既に素晴らしいですが、崎山さんはこれから音楽家としてより高い次元にいくことを確信しています。
ここまできたのもただ「才能があったから」というだけではないと思っているからです。
良質な音楽をたくさん吸収して成長してきた
4歳で音楽を始めたというスタートラインに立つ早さもさることながら、そこから良質な音楽をたっぷりと吸収してきたのだろうことが、ネットの少ない情報からですらうかがえます。
- AbemaTVに出演した際の反応から、現役で活躍しているスカートやYOUR SONG IS GOODというカクバリズム所属のミュージシャンを好んで聴いている
- ネットで衝撃のバズり方をした次世代の天才ミュージシャン長谷川白紙の大ファン
- 2016年(当時中学2年)の時点で「最近のお気に入りはナンバーガール」とネットテレビで発言
- ライブでスパイダースやムッシュかまやつのカバーを披露している
その他にも「ceroが大好き」とツイートしたり(そうだろうなと思った!)、「King Kruleが好き」という旨のツイートもしています。
音楽が好きで好きで、自分が好きな音楽を求めることに貪欲で、それを血にして肉にして、骨にだってしちゃってるような気にすらさせられてしまいます。
広い視野で音楽の表現を広げていってほしい
個人的な願望で言えば、弾き語りのシンガーとしては東郷清丸やPredawn、七尾旅人や向井秀徳などとの共演を観てみたくもあり、そういった経験を経た上で作る崎山さんの曲を聴いてみたくもあります。
同じ音楽教室の仲間で組んだバンド「KIDS A」でスリーピースのバンドサウンドを突き詰めるのもみてみたいですが、音楽家としてはDAWを操って、音数や音色にとらわれない「音楽的な快楽」を追求した曲を作っていく姿もみてみたいです。
もしバンドでやっていくとしても、現代の世界の音楽の流れをみると、バンド以外のサウンドが音源に入り込むのは当たり前になってきています。
素晴らしい音楽の才気を持っている音楽家だからこそ、広い視野で音楽を作っていく姿をみてみたいなと思いました。
YouTubeやSoundCloudで曲が聴けます
崎山蒼志さんの曲はYouTubeやSoundCloudで聴くことができます。
この26分の弾き語りライブのフル動画は本当にめちゃくちゃ素晴らしいです。
(↓↓↓クリックで再生↓↓↓)
バンド「KIDS A」の曲はSoundCloudで。
バンドサウンドも素晴らしい。
音楽フリークにおすすめのアーティスト
ここまで読んで崎山蒼志さんにビビッときたあなたは、きっとかなりの音楽センスの持ち主だと思います!
このブログでは他にも、一歩踏み込んで音楽が好きな方へおすすめのアーティストを紹介しています。
コンプレックスを武器にして世界2位を目指す"ネオかわいいオンナバンド"『CHAI』
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日本の若手バンドに辟易してる人にこそオススメしたいブッ飛びヘンテコ天才バンド"CHAI" - 裸眼日記
気品高い上質な音楽を追求する『warbear』
元Galileo Galileiの尾崎雄貴によるソロプロジェクトwarbearについての記事も書いています。
Galileo Galileiで獲得した音楽性と、その表現が許されないジレンマ。新天地warbearで尾崎雄貴が表現する音楽とは - 裸眼日記
僕も同じミュージシャンだからこそわかる解説を心がけています。
新たな音楽との出会いとして参考にしてみてください!
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追記 2018/06/22
10万人以上の閲覧ありがとうございます
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SSL化に伴い記事上で見える数字はリセットされてしまいましたが、たくさんの拡散ありがとうございました。