裸眼日記

札幌在住のミュージシャン青柳唯(あおやなぎゆい)が音楽・映画・お笑いなどについて書くブログ(両目1.5)

実力と経験に裏打ちされた余裕のある漫才。とろサーモンの単独ライブを観てきた

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とろサーモンの15周年単独ライブツアー「May everybody be happy!」札幌公演を観てきました!

超近距離で真っ向勝負の単独ライブ

会場は近年よしもとの芸人さんの単独で使われがちの小劇場BLOCH。

キャパ100人くらいの広さなのでマイクなしでもいける近さ、臨場感

全てのお笑いライブはここで観たいくらい贅沢さを感じる素晴らしい会場です。

漫才と幕間映像によって構成されたオーソドックスなスタイルの単独ライブ*1

M-1グランプリ準決勝のネタを始めとしたテレビで観たことのあるネタや僕は初めて観るネタ(新ネタ?)、テレビじゃ放送できなさそうなネタなど、ライブならではの尺で漫才をたっぷりと披露していました。

知ってるネタを生で観る面白さ

お笑いって、「初見が面白さのマックスで、見る回数を重ねるごとに面白さが薄められてく」というようなイメージを持っている方もいるかと思うんですけど、人とネタによっては実はそうとも限らないんです。

知ってるネタ(好きなネタ)をライブで観るのってとても楽しくて、フリの段階で「お?このネタだな。ってことはこのあとに例の超面白いボケくるぞ!」と期待して、本当にそのボケを目の前でやってくれて、「待ってました!」的に笑う
この感じがとても楽しいんです。

しかもライブだからテレビよりフリの部分が長かったり、フリの部分に小ボケを挟んだりもするので、その微妙な変化も楽しめる。

このライブでもそういった楽しみ方をさせてもらえたし、それ以外の初めて観る新ネタももちろん面白くて、90分大満足のライブでした。

アドリブで笑いを生む余裕がかっこいい

漫才師のかっこいいところって、会場の空気や流れに見事に対応したアドリブで笑いを取るところだと思うんですけど、とろサーモンのお二人も会場の空気を敏感に感じ取りながらアドリブで笑いを生んでいて、同じ空間で、ライブで観る醍醐味を味わえました。

余裕を持ってステージに上がり、漫才を楽しみながら披露して、結果的に客を一番楽しませる。これぞ漫才。

ツアーは大阪、福岡、東京とまだまだ続きます。
お近くの方はぜひ。

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追記 2018/03/26

M-1グランプリ2017の優勝ネタも披露していた

この単独ライブで1ネタ目にやっていたネタがまさにM-1グランプリ2017の決勝2本目(最終決戦)のネタ。

「芋神様」というフレーズが印象的なネタで、M-1グランプリ2016の敗者復活戦でもやっていました。

近年のとろサーモンのネタの中でも代表的なネタであり、「このネタで負けたらしょうがない」というくらいの覚悟でラストイヤーのM-1の最後に披露したのかなと想像がつきます。

目の前3mの近さで観て、何度も観たことあるのにやっぱり面白かったあのネタでM-1優勝を決めてくれたのはファンとしてうれしかったです。

M-1グランプリ優勝を機にテレビでの活動の幅も広がったとろサーモン。

再び全国ツアーで札幌を訪れてくれることを願っています。

*1:実はちょっと普通の単独ではやらないような挑戦的企画もやってましたが、ネタバレ禁止と言っていたのでここに書くのは控えます