裸眼日記

札幌在住のミュージシャン青柳唯(あおやなぎゆい)が音楽・映画・お笑いなどについて書くブログ(両目1.5)

コーチェラフェス2018のビヨンセのライブが凄すぎた【デスティニーズ・チャイルド再結成】

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出典:Lineup | Coachella 2018

 

2018年のコーチェラ・フェスのビヨンセ、圧巻のパフォーマンスでした。

コーチェラ2018のヘッドライナーに相応しいステージ。

感想を書くとともに、その凄さを解説します。

デスティニーズ・チャイルド再結成!黒人文化をオマージュ!圧巻のビヨンセのステージ

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コーチェラ2018の2日目のメインステージの大トリ、ヘッドライナーとしてビヨンセは登場しました。

お金、時間、そしてとてつもない労力を惜しまずに周到な準備を行い、本番では完璧なパフォーマンス。

ビヨンセはこのステージのために毎日11時間のリハーサルをしたとのことですが、それも納得のステージでした。

ここまで膨大な量のアイディアと展開を見せるステージを僕は他に観たことがありません。

このステージでのパフォーマンスを完璧にこなせるようになるまでに、いったいどれだけの時間と精神を費やしたんだろうと気が遠くなるほどのステージ構成。

それくらい密度の濃い、目を離す隙のない完璧なステージでした。

100人を超えるダンサーやマーチングバンドが出演

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約2時間に及ぶステージには100人を超えるダンサーやマーチングバンドが出演。

一曲ごとにメンバーの編成が変わり、ステージの使い方が変わり、魅せ方が変わります。

2時間のステージで目まぐるしく移り変わるフォーメーション。

ステージを一つのショーとして魅せる演出のアイディアの豊富さとそのダイナミックさに興奮しました。

妹のソランジュとダンスで共演

ライブ中盤ではビヨンセの妹であるソランジュがゲスト出演。

「Get Me Bodied」歌とダンスを披露。

姉妹での激しいダンスで会場を盛り上げました。

過去にコーチェラ2014のソランジュのステージにビヨンセがゲスト出演したこともありましたが、2018年にもコーチェラでの姉妹の共演が実現しました。

夫のJAY-Zがラップで参加

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「Déjà vu」ではビヨンセの夫であるJAY-Zがラップで参加。

コーチェラのステージで夫婦共演も果たしました。

デスティニーズ・チャイルドの再結成

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ライブ前日からネットで噂されていたデスティニーズ・チャイルドの再結成も実現。

「Lose My Breath」「Say My Name」「Soldier」の3曲を披露しました。

2005年のグループ解散以降、何度かあった「一日限りの再結成」。

コーチェラ2018のステージでは、2015年のステラ・アワード授賞式以来の再結成となりました。

ビヨンセのInstagramにアップされたこの写真もかっこいいですが、3人のシルエットが幕に映し出された瞬間がとても印象的でした。

黒人文化をフィーチャーしたステージ

ビヨンセは世界最高峰の音楽フェスのヘッドライナーという注目の集まる舞台で、黒人文化をフィーチャーしたパフォーマンスをみせました。

ビヨンセはセットを通じて黒人文化へのオマージュを捧げている。ビヨンセはセットの中でマルコムXのスピーチを引用し、ニーナ・シモンにトリビュートを捧げ、アメリカ黒人の国歌とも言われるジェームス・ウェルダン・ジョンソンの“Lift Every Voice And Sing”もカヴァーしている。ビヨンセはパフォーマンスに、アフリカ系アメリカ人のための大学機関である歴史的黒人大学にも言及したものとなっていた。

引用:ビヨンセの母、コーチェラ・フェスでの娘のパフォーマンスに懸念があったことを明かす | NME Japan

衣装においてもブラックパワーを象徴したデザインのものを採用していました。

それらの決断についてビヨンセは以下のように語っています。

『私は必死に努力して本物の声を手に入れたの。私の人生やキャリアにおいて、今の私には世の中にとってベストなことをやる責任があるの。一番人気なものとかではなくね』

引用:ビヨンセの母、コーチェラ・フェスでの娘のパフォーマンスに懸念があったことを明かす | NME Japan

名声を手にしたからこそ果たすべき責任があるという思いのもとでの決断だったことがうかがえます。

僕は黒人文化について詳しくないですが、ライブの基調となっていたブラスバンド(ニューオリンズが発祥の地と言われている)は純粋にかっこいいと感じましたし、ライブを観たあとにネットで知ったこれらの情報を読んで、またグッとくるものがありました

黒人女性初のコーチェラのヘッドライナー

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ビヨンセはこのコーチェラ2018のステージに特別な思い入れがありました。

2017年のコーチェラにもヘッドライナーとして出演予定でしたが、双子の出産を控えていたため出演はキャンセル。

一つはその埋め合わせをしたかったという気持ちがあったそうです*1

そして2017年2月、妊娠してお腹が膨らんだ姿でのグラミー賞でのパフォーマンスを最後にライブを休止。

出産を経ての初めてのライブがこのコーチェラのステージだったのですが、特別な思い入れがあった理由はそれだけではありません。

コーチェラ・フェスティバル19年間の歴史の中で、黒人女性として初のヘッドライナーをビヨンセは務めたのです。

ライブのMCでも「私をブラックウーマンとして初のコーチェラのヘッドライナーにしてくれてありがとう」と語っており、そういった特別な気持ちがあったからこそ、今回の素晴らしいステージを作り上げることができたのだと思います。 

ビヨンセファンじゃなくても感動

僕はビヨンセが特別好きというわけでもなく、デスティニーズ・チャイルドが好きなわけでもありません。

どちらも「なんとなく知っている」という程度です。

黒人文化の歴史に詳しいわけでもありませんし、そういった「ビヨンセに関する知識や歴史」といった感動の前フリはない状態でコーチェラのライブ配信を観ました。

前フリも効いていない状態でのライブ配信の映像と音だけなのに、単純にエンターテインメントのショーとしてのクオリティの高さに感動しました。

それくらい圧倒的なパフォーマンスでした。

今年の配信はもう終わってしまいましたが、コーチェラのライブストリームは毎年やっています。

ライブ会場に行けない方も来年以降にまた、歴史的なライブを自宅で体感してみてください。

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