裸眼日記

札幌在住のミュージシャン青柳唯(あおやなぎゆい)が音楽・映画・お笑いなどについて書くブログ(両目1.5)

2017年の邦楽ベストアルバム5選

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札幌在住ミュージシャンの青柳唯(yui_aochang)です。

僕の個人的な2017年の邦楽ベストアルバム5枚を選びました。

選定基準は完全なる僕の好み。しかし名盤しかありません。

2017年に発売された邦楽のアルバムの中からお気に入りを5作品選びました。

洋楽編も書いたので興味ある方はどうぞ。

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2017年の邦楽ベストアルバム5選

CHAI『PINK』

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2018年最注目の女性4人組バンド CHAIの初のフルアルバム。

2017年の頭にSXSW(アメリカの有名なフェス)に出演したあたりから注目度が高まり、音楽業界の至る所で絶賛されまくってライブでもバチバチに観客をブチ上げてきた彼女ら。

アルバム出すなら今でしょ!というタイミングではあったけど、一体いつアルバムを作る時間があったんだろ?という気持ちになったことを覚えています。

「sayonara complex」や「ボーイズ・セコ・メン」といった珠玉の既発曲の他、「N.E.O.」や「ほれちゃった」などのキラーチューンも新録。

2018年1月28日には僕の自主企画にも出演してもらいました。

ライブはもちろん抜群。

リハから打ち上げまで、メディアで見る人柄そのままの良い人たちでした。

2017年12月のCHAI札幌初ライブを観た感想や共演の経緯なんかも書いた記事もあるので興味ありましたらどうぞ。

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Yogee New Waves『WAVES』

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4人組ロックバンドYogee New Wavesがメンバーチェンジを経て3年ぶりに発売した2ndフルアルバム。

ギターとベースのメンバーが変わってもYogeeらしさは残したまま、しっかりといい音楽を紡いだ作品。

近年の日本の若いバンドが売れるためには、ちょっと奇抜なことをやったりキャラ付けしたりして他と差別化したりしなきゃならなくて、商業音楽ってもともとそういうものだからそれ自体はいいんだけど、そこに力を入れすぎて本質(=音楽)の部分がおろそかになっちゃってる場合もあるなと感じることもあります。

そんな中Yogeeは無理せず自然に、素直に自分が信じる音楽を作っている印象。

もちろんキャラはあるし、そういったことも考えてはいるんだろうけど、バンドのスタンスに好感が持てます。

Cornelius『Mellow Waves』

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小山田圭吾のソロプロジェクト Corneliusが11年ぶりに発表したオリジナルアルバム。

コーネリアスにしては珍しく歌を聴かせるアルバムになっています。

グラミー賞にノミネートされたこともあり、音楽的実力は確約されているコーネリアスのアルバム、間違いないっす。

一時期「あなたがいるなら」を寝る前に毎日聴いていました。

2017年のライジングサンロックフェスでライブも観ましたが、完璧すぎて嘘みたいでした。

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吉田ヨウヘイgroup『ar』

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メンバー脱退や活動休止などの紆余曲折を経て、前作から2年ぶりに発表された吉田ヨウヘイgroupのフルアルバム。

「気持ちいい音を気持ちいいタイミングで鳴らしたレイヤーが積み重なっている」という曲の構造を感じさせる部分は、前述したCorneliusとも通じるかもしれません。

音楽的素養やセンスの高さを感じさせつつも一聴して良い曲と感じさせるキャッチーさをも併せ持った名曲「トーラス」は、シンプルながらも聴けば聴くほどハマる不思議な魅力を持っています。 

ハナレグミ『SHINJITERU』

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前作『What are you looking for』と同様、作詞や作曲にゲストを多数招いたハナレグミのオリジナルアルバム。

他人の書いた歌でも永積タカシが歌えばハナレグミになる。

そんな圧倒的な個性を持つハナレグミが「曲を完成させるために歌いたい、歌を曲に捧げたい」という気持ちで歌っているアルバム。

深く自分と向き合い、これまでよりももっと音楽に深くを身を捧げて作られたアルバムは、家で一人でじっくりと聴きたくなる作品に仕上がっています。

5枚に絞れない邦楽豊作の2017年

シャムキャッツ『Friends Again』、スカート『20/20』、細野晴臣『Vu Jà Dé』、坂本龍一『async』…。

ベストの5枚にこそ書きませんでしたが、心に響く名盤がたくさん生まれた2017年でした(毎年のことですが…)。

忙しく過ごしていると音楽もあまり聴けなくなったりもして、聴きたいけど聴けていないアルバムも数多くあります。

2018年は音楽と向き合う時間を増やして、このブログでもまた紹介できたらいいなと思っています。

洋楽のベストアルバム5選も書いたのでよかったらどうぞ。

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