裸眼日記

札幌在住のミュージシャン青柳唯(あおやなぎゆい)が音楽・映画・お笑いなどについて書くブログ(両目1.5)

世界デビューしました。120カ国への楽曲の配信のやり方ぜんぶ言っちゃいます【Spotifyでの配信方法】

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札幌在住ミュージシャンの青柳唯(yui_aochang)です。

2018年1月1日に世界デビューしました!

私青柳唯の楽曲「Winter Teeth」が全世界120カ国以上に配信開始されています!

世界デビューの内訳

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今回僕の楽曲が配信されるのはSpotifyやApple Music、LINE MUSICなどのストリーミングのサイトと、iTunes Store、Google Play Musicなどのダウンロード販売のサイト。

全部書くと長くなるので省略しましたが、ダウンロードとストリーミングの大手のサイトではだいたい取り扱ってもらっています。

ちなみにフィジカル(CD-R)は2017年夏からライブ会場のみで販売していたのですが、このタイミングでウェブショップをオープンして全国から通販できるようにしました。

yuiaoyanagi.theshop.jp

世界デビューの定義って?

字面にパンチがあるかなと思って「世界デビュー」とか言ってみましたが、世界デビューの定義って何でしょう?

日本以外の国で配信されてること?

それならYouTubeもSoundCloudも世界で聴けるから世界デビューなんじゃない?

そう言われるとそうとしか思えなくなってきます(自問自答)。

「ストリーミングで聴く」という点においてSpotifyとSoundCloudに違いはありません。

収益が発生するかどうかの違いがあったりはしますが、リスナー目線で見たら関係ないですよね。

特にYouTubeは収益も発生するから、YouTubeで発表してる時点で世界デビューですね。

そう考えると僕はもう5年以上前から世界デビューしてました…。

ただSpotifyに関しては、海外のミュージシャンたちの間で名刺代わりになっているくらい浸透しています。

そういう意味でもSpotifyで配信することは「世界デビュー」の本質にかなり近いのかなとは思います。

デビューの理由はSpotifyで配信したかったから

以前僕のYouTube番組(#001 キンコン西野に影響受けてYouTuberになりました | SFレコーズのシューイチ テレフォン会議! - YouTube)でも話しましたが、覆面の日本人ユニット「AmPm(アムパム)」は、全くの無名の状態でSpotifyで初めて楽曲をリリースして10日間で100万回再生され、バイラルチャートにランクインしました。

僕の楽曲も今回、Spotifyで配信されています。

AmPmみたいにこの一曲で世界で売れるぜ!と意気込んだり、そのための戦略を立てたりしたわけではないんですが、Spotifyを毎日使っているSpotifyの一ファンとしてSpotifyで配信したいという気持ちがありました。

むしろ「Spotifyで配信したかった」というのが世界デビューの一番大きな理由です。

その上で、Spotifyを通して日本や外国の音楽好きの人に少しでも多く聴いてもらいたいという気持ちももちろんあります。

ちなみにSpotifyファンの僕はSpotify関連だけで4記事もブログを書いています。

Spotifyのことをよく知らないという方は、タイトル見て気になった記事だけでもどうぞ。

www.yuiaochang.com

www.yuiaochang.com

www.yuiaochang.com

世界デビューのやり方(ミュージシャン向けの話)

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世界デビューのやり方はとても簡単です。

Spotifyを含め、今回の僕の楽曲配信はすべて一括で業者にお願いしました。

TuneCore Japan(チューンコアジャパン)で配信する方法

僕が今回使ったのがこの方法。

TuneCore Japanというサイトで手続きをすれば割と誰でも簡単に世界デビューができます。

配信したいサイトを選んで手続きをすれば、一括で楽曲を配信してもらえます。

シングル(単曲)だと ¥1,410(税抜)、アルバム(複数曲)だと ¥4,750(税抜)が年間利用料としてかかりますが、TuneCore Japanが売上に関してマージンを取ることはなく、売上の収益は100%還元されます(各サイトごとに設定された手数料は売上ごとに引かれます)。

音源の他に、ジャケット画像や商品説明の文章なども必要になりますが、普段から音楽活動をしている人にとってはさほど難しいこともありません。

手続き自体も簡単で、画面の指示通りに進んでいけば迷うことも少ないと思います。

Frekul(フリクル)で配信する方法

FrekulもTuneCore Japanとシステムはほとんど同じ。

TuneCore Japanよりも手続きは簡単で、より初心者へのハードルが低いですが、商品に関する細かい情報の設定などはできなかったりもするそうです。

TuneCore Japanのように年単位での利用料はかかりませんが、売上の40%が手数料として引かれるという仕組みになっています。

TuneCore JapanとFrekulの違い

初期費用が0でリスクはないけど売れた時のバックが小さいのがFrekulで、初期費用がかかるけど売れた時のバックが大きいのがTuneCore Japanという感じ。

僕はFrekulは使っていないので、具体的な使用感を比べることはできませんが、どちらも使っている人のブログを読むと、お金の面以外でも色々と違いがあるようです。

音楽配信サービス【frekul】と【tunecore】の両方を使って配信して分かったメリットとデメリット | heartleafkk.com

配信するだけでは意味がない

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実際にやってみると世界デビューまでの敷居の低さに驚きます。

Frekulなら初期費用0、TuneCore Japanでも年間数千円しかかかりません。

手続きも1〜2時間あれば終わります(細かいことにこだわらなければもっと早く終わります)。

こんなことを書いていると「お前の世界デビュー全然すごくないじゃん」と思われそうですが、実際に配信自体は簡単で、配信後にどうするか、どうやって広めるかということを考えることこそが重要だと思います。

Facebook広告は超オススメ

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今回出している広告のスマホのスクリーンショットを2枚並べました。

個人でもできる宣伝方法はいくつもありますが、僕はFacebook広告を結構使っています。

最低費用1日100円から広告が出せる敷居の低さもオススメポイント。

ターゲットを細かく設定したり、広告の種類を指定したり、画像や文章の工夫次第ではかなりの宣伝効果が期待できます。

また、Instagramの親会社がFacebookであるため、Facebook広告を出せば同時にInstagramにも広告が出せます。

Facebook広告についてはまた別で記事を書きたいくらい内容が濃いので今回は軽く触れるだけにしておきますが、やればやるほど楽しいし勉強になるので、何かを宣伝したい人や広告・マーケティングに興味がある人にはオススメです。

無料なので聴いてください♨︎

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僕の大好きなSpotifyなら完全無料で聴くことができます。

AWAやLINE MUSICでもお試し期間なら無料で聴けますね。

音楽ストリーミングの時代が来て、お金をあまりかけずに音楽が聴けるいい時代になりました。

その反面、ストリーミングで1回再生されても1円に満たない金額の収入にしかならないなど、ミュージシャンにとっては良い面ばかりではありません。

それでもリスナーが音楽を聴くハードルが低くなっている分、広く聴いてもらえる可能性は以前より高くなっているはずで、それ自体はミュージシャンにとってもいいことのはず。

音楽での収入はもちろん大事ですが、たくさんの人に聴いてもらえたり反応をもらえたりすることが何よりうれしいです。

無料で聴けるのでぜひ一度僕の楽曲「Winter Teeth」を聴いてみてください!