最終更新2017-08-23
初代モンスターの卒業が発表されたフリースタイルダンジョン。
2代目モンスターが遂に全員発表となりました。
僕は言葉のウエイトおじさんに期待しています!
「フリースタイルダンジョン」とは
即興でラップをするMCバトルでモンスター(強豪ラッパー)を勝ち抜いて賞金獲得を目指すという、テレビ朝日とAbemaTVにて放送中の番組です。
モンスターの入れ替えが発表された
7月11日の放送で晋平太が初のダンジョン制覇を成し遂げ、賞金100万円を獲得。
そしてその場でラスボス般若から初代モンスター陣の解散が告げられました。
8月1日の放送ではモンスターの卒業式を行い、モンスターが入れ替わることも発表されました。
般若がラスボスを継続することも発表されましたが、その他の2代目モンスターが誰になるのか注目が集まっていました。
2代目モンスターはこいつらだ
まことしやかにネットで噂されていた新モンスターたち。
4th season放送によって確定した全7人の2代目モンスターを紹介します。
裂固
第9回高校生RAP選手権覇者。
若干20歳ながらも固い韻が持ち味。
フリースタイルダンジョンでは同世代のT-PABLOWと熱いバトルを繰り広げた。
最初の2代目モンスター
8月9日放送の4th season Rec 1-1で一人目の2代目モンスターとして登場。
固い韻とフィジカルの強いラップでG-HOPEを撃破。
呂布カルマ
HIPHOPレーベル「JET CITY PEOPLE」代表。
戦極MCBATTLE第12章覇者。
その他にもUMB 2016準優勝など近年のMCバトルの大会で数々の功績を残す。
敢えて韻を踏まないスタイル、決して熱くならないクールコア、独特な言葉選びと的確なカウンターで相手の急所を突き会場を沸かす「言葉のウエイトおじさん」。
韻を踏まなければフロウで遊ぶこともせず、的確なパンチラインで相手を倒す痛快な勝ち方にファンも多いが、フリースタイルダンジョンではR-指定に完敗。
バトル中にも関わらず「もう言うことねえわ。やっぱこいつ強いわ。もうダメだ。強い」と完全に敗北を認める潔さは逆にファンが増えたほど。
2代目モンスターが高い壁であることを証明
8月9日放送の4th season Rec 1-1で2代目モンスターとして登場。
世界的なHIP HOPダンサーKEITAも踊り出したくなったというラップのリズム感と観客を沸かすパンチラインの連続でFRANKENを1ROUNDクリティカルヒット。
輪入道
B-BOY PARK 2014覇者。
2014年はBBP優勝を皮切りに首都圏各地のMCバトルの大会で6大会連覇を成し遂げるなど、MCバトルで数々の功績を残す。
勝ち負けを超えた熱いバトル
8月16日放送の4th season Rec 1-2、同じ千葉を地元に持つ雄猿を2代目モンスターとしてクリティカルヒットで退ける。
バトルに勝つための適当な言葉を言うこともなく、勝ち負けの次元を超えた本音でのぶつかり合いを望むそのスタイルは、2代目モンスターの中でも随一の熱さを見せた。
FORK
UMB 2006覇者。HIPHOPユニット「ICE BAHN」のMC。
さり気なく踏む韻の固さとその必然性は他のラッパーの追随を許さない。
ERONEよりも晋平太よりもR-指定よりも、FORKの韻が一番気持ちいいとの声も。
呂布カルマ戦のR-指定曰く「文字起こししたら上がんのは絶対FORKさんの方やから」
韻はこうやって踏む
8月16日放送の4th season Rec 1-2、ACEや崇勲にも勝ったことがあるという若干20歳のMC・魅RIンを撃破。
韻の踏み方を教示しながらも、ライムをふんだんに盛り込んだ筋の通ったフリースタイルで格の違いを見せつけた。
崇勲
KING OF KINGS 2015覇者。
フリースタイルダンジョンではラスボス般若まで辿り着く。
般若に負けはしたものの、相手からのディスに異常に強く、R-指定を1ROUNDでクリティカルヒットするなど実力は超ド級モンスター。
ラッパーさんのディスは効かない
8月16日放送の4th season Rec 1-3で初登場し、ONE a.k.a ELIONEにROUND 2クリティカルヒットで敗北。
世のラッパーの98%を占める「上っ面の言葉しか出せないラッパーさん」からのディスは通じないと言いながらも、「想定外に、残り2%の本物のラッパーがチャレンジャーに来ている」と対戦前に発言。
今後はラッパーさんを蹴散らす姿を見れるはず。
ACE
ブラジル生まれ日本育ちのブラジル人ラッパー。
B-BOY PARK 2011 U20 MC BATTLEや戦極 MCBATTLEなどの大会で優勝。
2015年には年間11大会優勝という快挙を成し遂げる。
痛恨のボディタッチ
8月16日放送の4th season Rec 1-3で初登場し、ONE a.k.a ELIONEにクリティカルヒットで敗北。
モンスターとしての重圧もあるからか、本来の持ち味が出しきれていなかった初戦。
今シーズンから減点対象になったボディタッチをしてしまうなどのミスもあり敗北してしまったが、今後の活躍に期待。
般若
昭和レコード主宰。UMB 2008覇者。
初代に引き続きラスボスはこの人。
他にラスボスを務められる人はいない。
2代目モンスターが初代に増して強力すぎる
初代に続き2代目モンスターも、チャレンジャーにとっては大きな壁になりそうです。
こりゃ100万円はまたしばらく出なさそうですね。
呂布カルマがいる限りなかなか般若に辿り着くチャレンジャーはいないだろうし、もしR-指定のような呂布キラーが現れたとしても、固い韻と重い腰で負けが想像できないFORK、ディスが効かない崇勲、フロウとバイブスを持ちながらも韻も踏むACEなど、モンスターの層が厚すぎる…。
初代のモンスターたちもそれぞれ違う持ち味を持っていて、7人がいることでそれぞれの長所・短所を埋め合うようにバランスが取れていましたが、2代目モンスターも抜群のバランス。
Zeebraさんのプロデュース力、凄すぎます。
Zeebraは100万円獲得者が出てきてほしい!?
インタビューによるとZeebraさんは100万円獲得者が出なさすぎたこともモンスター入れ替えの理由の一つであったと語っています。
正直、モンスターが強すぎるというのもあって、もうちょっと(100万円を獲る挑戦者が)出てもいいって話なんですよね。
また、2代目モンスターに変わることによって100万円獲得者がすぐに現れる可能性も示唆しています。
リニューアル後に出てくる新モンスターたちも強者揃いではありますけど、始めのうちは戦い方が難しいと思うし、ハマることも絶対あると思うんですよ。そこにスキができると思うので、そこを狙って、もしかしたら完全制覇の100万円がいきなり出たりするくらいの波乱が起きるんじゃないかなとは思っていますね。*1
2代目モンスターに変わってからの収録は既に2回行われているともラジオで語っています。
まさかその2回の収録のうちに完全制覇者が現れていて、それを直接は言えないけど示唆しているのか!?とも勘ぐってしまいます。
モンスターが入れ替わった後の初回収録で完全制覇、100万円獲得!ともなると、怒涛の展開すぎてそれはそれで話題にもなりますよね。
初代モンスターの再登場にも期待
それでもやっぱりR-指定のバトルは観たいし、DOTAMAのディスも観たいですよね。
隠れモンスターとして登場してほしくもあるし、ひょっとしてチャレンジャーとして登場するというのもアリかも!?
もし2代目モンスターが卒業する日が来るならば、最後のチャレンジャーはR-指定に挑戦してほしいなとか思っちゃいますね。
いずれにせよフリースタイルダンジョンの今後の展開に目が離せません!